など、興味あるけど、実際どうやって準備すればいいかわからない人も多いと思います。
そんなあなたの疑問にお答えするため、メンズエステ開業に必要な資金集め・物件選び・コンセプト設計集客などを、地域No.1サロンを経営する現役オーナーの私が解説していきます。
ホットペッパー掲載店 エステ138店 リラクゼーション197店
日刊アロマ掲載店 200店
エステ・リラクゼーションサロンの1年以内の閉店率60%
マンションタイプの個人経営サロンが増加するも監視は厳しくなっています。
一言に「メンズエステ」と言ってもとらえ方は様々なんです。一般的には女性向けエステサロンの男性版ととらえる方が多いと思いますが…かくいう私も初めてこの仕事のお誘いを受けたときはそう思っていました。ところが…ちょっとエッチなサービスが含まれる「メンズエステ」というものもあります。これはオイルマッサージを中心にボディケア、タイ古式マッサージなど癒やしとリラクゼーションを提供します。マンションタイプで完全個室1対1の対応となることが多いです。
メンズ脱毛や、痩身、アロマトリートメントなどトータルに美と癒しを提供する男性専門エステサロンがあります。大手の有名なメンズエステサロンもありますね。そのほかに数人のスタッフと機械を備えた店舗型サロンや商業用マンションを利用した個人サロンもあります。こちらは様々な資格を持ったエステティシャンやセラピストが施術を行います。
メンズエステサロンの特徴は女性向けサロンと違い技術力よりも接客や対応力といった空間的癒しを求めてくるお客様が多い気がします。
やり方次第で儲かる!これまで女性の専売特許のような美容や癒やしを男性も求めるようになってきました。特に許可や資格がなくても開業できるのでちょっとやってみようかな~位の感覚で始める人も多くいます。でも…思ったように儲からない。こんなこと言ってる私も始めてのサロンはかる~い気持ちで軽~い計画で立ち上げました。先の計画はなんとなく。数字の把握は私の頭の中。今思えば無謀なんだけど…。当たり前ですがお客様のニーズや流行のメニュー、需要があるものをリサーチしてサロンコンセプトをしっかり立てることが重要ですよ。そうそう、ライバルになりそうなものも考えておかないとね。
メンズエステを経営するうえでのメリットは開業資金が少額でも始められるとこと。エステティシャンやセラピストになって固定のお客様がつきサロンワークのコツをつかみだしたら「私にも出来るかも!」と思いますよね。大きな店舗や高額な機械が無くても「部屋と施術ベットとわたし」があれば始められちゃう。店舗じゃなくてもマンションをつかったプライベートサロンなら初期投資もグッとおさえられます。うまく動き出したら部屋を増やして人を雇って…想像は高速で膨らんでいきそう
しかし現実はそう甘くない。参入障壁が低い分、廃業率は高い。集客を焦るあまり過激なサービスにつながる懸念もでてきます。ここでスタッフの育成がより必要となるわけですね。
取り入れる施術によっては届け出が必要なものもあります。
資格がなくても始めることは出来ますがメンズエステサロンにとってリピーターさんが多くなることで安定したメンズエステサロン経営が出来ます。そのためにも常に情報を入手し必要な資格を得ることで収入もモチベーションも上がります。女性サロンへの転職を考えたときのスキルにもなります。
部屋、備品、ホームページの作成、一番大切なスタッフの育成などを考えて2ヶ月~3ヶ月ほどかかります。
機械を使わないリラクゼーションメニューのみだと100万くらいから始めることが出来ます。脱毛や痩身といった美容機器を使ってのメンズエステサロンの場合500万~1000万程。店舗型であれば内装費も含めるとそれ以上の費用がかかります。資金については自己資金だけでなく借り入れや、補助金を利用するといった方法もあります
もちろん、女性一人でも開業できます。トラブルを回避する方法(施術方法、予約ルート)や、安全対策は考えておいた方がいいですね。
経営は経験が無くても始められますが施術が出来るスタッフの確保、育成が大切です。
いろんなお客様がいます。性的サービスを要求されることもあります。言うのはタダですしね。。そういった会話も癒やしの一つとしてかわせるテクニックを身につけましょう
ここはエステサロンの形を決める大切なところ。商品やサービスを「誰に」買ってもらうのか。顧客が欲しいと思う商品やサービスとは「何か」。そして「どのように」プロモーション・販売するのか。この、「誰に・何を・どのように」を言語化し、サロンコンセプトを決めることからスタートします。
オイルマッサージやボディケアを扱うメンズエステサロンでマンション型の場合1部屋100万くらいが目安です
今流行のブラジリアンワックス脱毛を合わせて取り入れるならワックス脱毛の講習代がプラスで必要になります。
本格的な脱毛機を導入する場合、脱毛機は100万~500万が相場。リースやレンタルといった方法もあります。
ターゲットとなるお客様の動きを考えた物件選び。
昼間のお客様をメインにしたいなら大通りに面してない方がいい場合もあります。
アロマトリートメントが一般的ですが、他との差別化をするには施術方法(施術ベット、マットレス)を工夫したり、オイルにこだわったり(人の肌になじみやすく保湿効果がある、水溶性で洗い流しやすいなど)、タイ古式マッサージ、2人ヨガともいわれ体の距離が近い施術など、顧客のニーズに合わせて追加で学んでいくことも必要です。
開業時に必要な備品は次のようなものになります
エステ機器、化粧品、タオル、シーツなどの消耗品
施術ベット、テーブルや椅子などの家具類
パソコン、プリンターなど事務備品
照明、音楽、洗濯機など電化製品
施術で使わないもので費用として掛かるもの
物件契約費
エステ保険
光熱費
ホームページ作成費
提供する施術に合わせて必要な機器やそれに伴う配線工事なども必要になることがあります
どんなお店と認知されたいの?
安さで選ばれる、近さで選ばれる、目新しさで選ばれるじゃ長続きしない
ここでしか得られない特別な空間つくりが大切です。
ポジショニングとは、他と何が違うのか?
ここでしか得られないものは何か?
差別化とは、他よりも何が優れているのか?
なんで他ではなく、うちのお店を選ぶべきなのか?
これらがなければ、その他大勢のライバルに埋もれてしまい、”安さ”や”過剰なサービス”以外に売りが無くなり、値引きをし続けるなど苦しい経営になってしまいます。これら「他との違い」をしっかりと想定しましょう。
集客は決まった型があるわけでありません。
狙うお客様や、立地、ブランドイメージによっても
やり方は全然違います。
やり方があなたのビジネスモデルと合わないと、どんなノウハウを
手に入れてもうまくいきません。
だからこそ、テクニックを学ぶ前に、”売れるコンセプト”が重要なんですね。
「お客様に対する想い」は手から全て伝わります。
競合のサロンと比べてどこが強みなのか、どのような施術が出来るのか等を明確にするのがポイントです。
経営者に、サロンのコンセプトや特徴がなくスタッフの仕事やサロンに対する情熱がないと長続きしないという共通点があります。
また、意味の無い値引きをし続けたり、過剰な性的サービスを思わせる広告などを使って一時的に集客しても、飽きられてしまえば終わりになりますよね。そして、働くスタッフはストレスで疲弊し辞めていく悪循環。サロンを続けていくことができません。
そうならないために大切なのは、長く売れてるサロンの真似から始めるのも手段の一つです。
男性に通じる・リピートに繋がる話し方があるの知ってますか?
男性がメンズエステに求めている癒やしとは何でしょうか?実は、男性は”特別”が好きで、
女性は察するのが得意な人が多いということをご存知でしょうか。
それを活かした「あなただけには特別」と思わせる施術・空間を作ることがリピートに繋がります。
女性らしい魅力は必要だけど、過剰なエロを売りにしないことが大切です。残念ながら、過激なサービスの要求に応えても、断続的なリピーター客は作れません。
そのため、ホームページやブログに載せる画像なども、誤解させるようなもは載せないことも忘れてはいけません。
また、ポータルサイトを活用する場合は、掲載するサイトによって集まる客層が違うことを把握して、あなたのサロンに欲しいお客様が見ているかを考えながら使いましょう。
メンズエステサロンの開業は参入障壁が低い分、簡単に始められますが他の業種と同じようにきちんと計画し、準備を整えて進めていかないとうまくはいきません。初めに計画していたことがうまくいかなかったとき、原因を探り、解決する方法を見つけ出し試してみる。これの繰り返しです。地道な作業が確実な結果を導き出します。今でも現場に立ち続ける私が常に実感していることです。